Sony a7Ⅲ動画撮影時のカスタムC1-C4の設定は


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どうも、ターナーです。

今回は撮影編です。皆さん動画撮影用のカメラは何をお使いですか?
デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ、コンデジ、GoPro、Osmo Pocket、iPhoneなど、動画撮影に便利な機材がたくさんありますね。

ボクは仕事でメインで使っているカメラがSony a7Ⅲです。

なので、この記事では、ソニーのミラーレスカメラ Sony α7Ⅲの動画撮影時におけるオススメのカスタムキーの設定についてご紹介します。

Sony α7Ⅲは4つカスタム設定ができますが、Sony a6500は3つ、a6400は2つ設定できますので、

よく使いそうな機能をぜひカスタム設定してみて下さい。

<動画でサクッと知りたい方はこちら>

結論から言いますと、

C1 → MOVIE(録画)

C2 → ピント拡大

C3 → APS-C S35/フルサイズ切替

C4 → ズーム

です。

それでは、なぜその機能を割り当てているのかについて解説していきたいと思います。

C1 → MOVIE(録画)

まずは、C1をMOVIE(録画)に。
SonyのαシリーズのRECボタンは、なぜかとても押しづらい場所にあります。
これは、写真を撮る人の方が多いからでしょうか。

ものすごい押しづらい。笑

手持ちだと押すと同時に手ブレも少ししちゃいます。
そのため、いつもは、C1の上にそっと右手の人差し指を置いておいて、録画したいときがきたらそのまま上から押し込む、ということをしています。

すると、ブレずにRECをスタートすることができます。
これがC1をMOVIE(録画)に割り当てている理由です。

シャッターボタンでRECできるように設定して、シャッターボタンでRECをしてもいいのですが、(知り合いは何人かこの方法でやっていいます)ボク的には、ボタンが柔らかいので、なんだか押した気がしない。笑

ということで、C1はMOVIE(録画)を設定しています。

C2 → ピント拡大

続けてC2。
こちらはピント拡大を割り当てています。

フォーカスモードからまずは、AF(オートフォーカス)をMF(マニュアルフォーカス)にしましょう。

そしてレンズのピントリングをまわして下さい。
近い距離だと、フォーカスを合わすのにあまり苦労しませんが、カメラから少し距離がある被写体を撮影する際は、そのままの画面だと、どうしてもフォーカスをあわせるのが大変です。

そこで、こういうシチュエーションの時に、ピント拡大ボタンをポンっと押すと、フォーカスエリアが4倍になって、フォーカスを合わせやすくすることができます。

フォーカス合わせをしやすくするために毎回メニューやfn(ファンクションボタン)から探していると時間がかかりますよね。

そういった理由で、ボクはC2にピント拡大を設定しています。

C3 → APS-C S35/フルサイズ切替

次にC3。
ここには、APC-C S35/フルサイズ切替を割り当てています。

ボクが初めて購入したミラーレスカメラはSONY a6500です。そのため、このカメラに合ったAPS-C用のEマウントレンズを数本持っています。

それらのEマウントレンズを、たまにSony a7Ⅲで使うときがあります。

ただ、気をつけないといけないのが、APS-C用のレンズをフルサイズのカメラにつけると、まわりがクロップされてしまいます。そういったときに、この切替ボタンを押すと、瞬時にクロップをなくすことができます。

これすごい便利。

また、フルサイズ機にフルサイズ用のFEマウントを使うときでも便利に使えます。

例えば、24-105mmのレンズを使っていたとして、もう少しよりたいなぁと思ったら、焦点距離が105mmの状態で、この切替ボタンを押すと、瞬時に105mm x 1.5倍 = 157.5mmの焦点距離として使うことができます。

FEマウントの50mmの単焦点レンズを使っている場合は、この切替ボタンを押すと、瞬時に50mm x 1.5倍 = 75mmのレンズとしても使うことができます。

このボタン、非常に便利ですので、ぜひ使ってみて下さい。

C4 → ズーム

最後はC4。
ここにはズームを割り当てています。

このズームを割り当てる前にしないといけないことが、MENUのズーム設定で、「光学ズーム」を「全画素超解像ズーム」に変更すること。

これをすることによって、2倍まで画質を落とさずズームすることができます。

使い方としては、例えば24-105mmのレンズを使っているとして、105mmの状態で、この「全画素超解像ズーム」の2倍を利用すれば、105mmの焦点距離を210mmへ伸ばすことができます。

また、単焦点レンズを使用している場合、三脚などに固定して準備した後で、被写体のモデルさんの画角を決める際、「あ〜、もう少しよった方がいいなぁ」というシチュエーションがあれば、わざわざ三脚を移動せずとも、このズームで1.1倍や1.3倍など、細かい焦点距離の調整をすることができます。

こちらも便利ですので、ぜひ使ってみて下さい。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

ソニーのメニューから毎回探すととても大変ですが、よく使う便利な機能があれば、ぜひカスタムキーに割り当ててみて下さい。

それではまた!

ABOUT US
ターナー動画人
デジクリ運営オーナー。無拠点で全国で活動するビデオグラファー&映像講師。 動画スキルを学びたい人向けに、撮影や編集に役立つ情報を発信中。 個人向け講座から企業向けコンサルまで幅広く活動していますので、お気軽にお問い合わせ下さい。